静岡・大井川鉄道は毎年「高校受験シーズン」の沿線の中学校に、“すべらない砂”と願い事を書く護摩木を贈呈しています。24日は島田市の金谷中学校に、151人分の「すべらない砂」と「護摩木」を贈りました。
“すべらない砂”は蒸気機関車=SLが急な坂道を走行する際に、滑り止めとして使用する砂だといいます。
受験生は教室に戻り、さっそく「護摩木」に願い事を書いていました。
(受験生)
「志望校の吹奏楽部でコンクール に出場したい。あと少しの時間 しかないですが勉強も吹奏楽もがんばりたい。」
(大井川鐵道 鉄道部 坂下 裕之 課長)
「受験は緊張したり不安になったりする。そういう気持ちを和らげて余裕をもっていただき たい」
大井川鉄道では、今後、沿線3つの中学校を訪れ「すべらない砂」と「護摩木」を贈る予定です。
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