28日に行われた高校サッカー新人大会。男子は静岡学園が3年ぶりの優勝、女子は藤枝順心が20連覇の偉業を達成しました。
2024年最初のタイトルをかける高校サッカー新人大会。2023年と同じカードとなった男子決勝は、3年ぶりの優勝を目指す緑の静岡学園と、連覇を目指す白の浜名が激突。
試合は前半36分、9番大木が前線でボールを収めて左サイドに展開すると…、11番池田がミドルシュート。池田のビューティフルゴールで、静岡学園が先制します。
静学が1点リードで迎えた後半12分、静学は左サイドのパスから、18番乾が角度を変えると、最後はエースの9番大木。エース大木が、巧みにゴールに流し込み、静学が追加点をあげます。
対する浜名も、その直後、右サイドでフリーキックを得ると、これをキャプテンの8番野澤が直接狙いますが、これはクロスバーに阻まれ、惜しくもゴールならず…。
浜名は試合終盤にも、果敢にゴールに迫りますが、最後まで静学守備陣を崩すことはできず、2対0で勝利した静岡学園が2023年の雪辱を果たし、新人大会のタイトルを手にしました。
続いては女子決勝。
大会20連覇がかかるピンクの藤枝順心と、4年ぶりの決勝進出となった黄色の東海大静岡翔洋が対戦。
試合はいきなり動きます。前半4分、順心の32番、宮路が先制ゴール。さらにその2分後、左サイドを12番藤原が強引に突破してシュート。追加点をあげます。
前半13分には、藤原が、今度は技ありのループシュートでこの日、2点目。止まらない順心は、前半15分、28番弟子丸が遠目の位置から、強烈なミドルシュート。4-0とします。
前半27分、順心52番鈴木のシュートを、翔洋ゴールキーパー杉村がナイスセーブ。翔洋も意地を見せます。
それでも33分、順心の14番、植本がこのロングシュート。これで5対0。後半に入っても攻め続ける順心。後半4分には、12番藤原がハットトリックを達成。
その後も追加点をあげ、女王の貫録を見せつけた藤枝順心。大会20連覇を達成しました。
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