毎年熾烈な、ギョーザの購入額日本一をめぐる戦い。総務省は6日、2023年の「家計調査」を発表!浜松市は3年ぶり一世帯当たりのギョーザ購入額が1位に輝きました。
こんがりとした焼き色のギョーザに、もやしを添えた浜松のソウルフード「浜松餃子」
2011年からの10年間、ギョーザの購入額は浜松市と宇都宮市が1位と2位を独占。そのうち7年は、浜松市が1位を獲得。しかし…2021年、2022年と宮崎市が1位となり、浜松市は、まさかの3位に転落したのです。
そして6日が年に一度の家計調査の発表日。朝から市の職員が集計作業の真最中!!
家計調査の対象となるのは、スーパーなどで販売されている生ギョーザや焼きギョーザ、それに、テイクアウト専門店のギョーザ。その結果は…
(浜松市観光・シティプロモーション課 須藤俊英 課長)
「1位ですね。おめでとうございます。よかったね」
浜松市が4041円と、前の年から600円ほどアップ。2連覇していた宮崎市に500円以上の差をつけ、3年ぶりに日本一を奪還しました。
(浜松市観光・シティプロモーション課 須藤俊英 課長)
「朝からそわそわしていて、数字を見るまではドキドキでしたね。具体的に何をどうこうしたというわけではないが、浜松市民のギョーザ愛が結実したのではないか」
一方、今回、購入額2位で、3連覇とならなかった宮崎市。購入頻度は、4年連続の1位となったようです。
(宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺愛香 会長)
「宮崎市民・県民のギョーザ愛を、誇りに思う結果だった」
セレモニーのあとは、100個限定で餃子が振る舞われました。
(試食した人)
「美味しい」
宮崎市ぎょうざ協議会では、今年1年間で餃子の支出金額と購入頻度の年間王者の奪還を目指したいとしています。
うれしいニュースに沸く浜松!地元スーパーでは早速、特設コーナーができる熱の入れようです。
(遠鉄ストア商品部 下條祐嗣 さん)
「 1位の返り咲きを受けて、通常の3倍焼いている。常に焼き続けている状態で、常に温かい商品を並べている。ギョーザのまち浜松というのが誇り、ぜひ盛り上げていきたい」
こちらは、地元で60年以上続く行列必至の人気ギョーザ店。浜松が日本一に返り咲く瞬間を今か今かと待っていました。
(福みつ 従業員)
「すごい 頑張った。うれしいですよ、やっぱり。みなさん、ギョーザが好き、浜松の人はたくさん買っていかれるので。やっとね、うれしいです」
ギョーザ好きな浜松市民は…
(浜松市民)
Q:浜松市が1位に
「そうなんだ!よかった。(前年は)宮崎市が出てくるとは思わなかった」「うれしいですね」
浜松市の担当者は、1位になれた理由として、特別なPRをしてきたわけではなく、日頃から市民がギョーザを食べる習慣が根付いていることや、毎年、購入額が注目されることが影響したのではないかと話しています。
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