静岡県は、富士山の「弾丸登山」を防止するため、2024年から登山計画の事前登録を求める取り組みなどを始めると発表しました。
富士山への登山をめぐっては、登山道の混雑や弾丸登山などが問題となっていて、山梨県は2024年夏から吉田口5合目で、通行料として1人2000円を徴収する方針を示しています。
こうした中14日、川勝知事は弾丸登山などを防ぐため、登山客に対し山小屋の予約の有無や登山計画の事前登録を求め、登録がない人には、登山の自粛を呼びかける方針を発表しました。
( 川勝知事)
「弾丸登山を目的とした登山者の本県側への流入が懸念される。山梨県の歩調を合わせて対策を講じることにした。」
県は登山者の上限は設けないとしていて、2024年の入山状況を調べた上で、今後の対策を検討するとしています。
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