15日、静岡・御殿場市の小学校で大相撲の行司と力士による体験授業が行われました。ぶつかり稽古を体験した子どもたちの反応は?
御殿場市の御殿場南小学校にやってきたのは、大相撲で活躍する行司の木村庄太郎さんと、現役力士で三島市出身の「栃幸大」、沼津市出身の「香富士」の3人です。
今回の体験授業は、子供たちに日本の国技である「相撲」について理解と関心を持って欲しいと開かれたもので、6年生約100人が参加しました。
授業では、行司の木村庄太郎さんが相撲の歴史についての説明をしたあと、2人の力士が、毎日行っている股割りや四股など稽古の実演が行われました。
そして子どもたちも大きな体の現役力士の胸を借り「ぶつかり稽古」を体験。しかし、女子児童が3人がかりで力いっぱい押しても、全くかないません。
(稽古を体験した児童)
「みんなで一斉に、力いっぱい押したのに全然動かなかった。やっぱりお相撲さんはスゴイなって思いました」
そんな中、登場したのがわんぱく相撲・全国大会に出場経験のある岩井くん。巨体を誇る力士に対してもひるまず、素早い立ち上がりから押しまくる相撲で、最後には見事、力士に土をつけました。
(御殿場南小・岩井拓真くん)
「普通の大人よりデカくて、重くて迫力があった。すごく楽しく面白かったです」
4月11日には御殿場市体育館で33年ぶりに大相撲・御殿場場所が開催される予定です。
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