静岡県は、能登半島地震での孤立集落発生を受け、伊豆半島の南部でも孤立予想集落が存在することから、関係機関と合同で調査を行いました。19日、調査が行われたのは、下田市の山あいに位置する北湯ヶ野地区で、静岡県と下田市の担当者や自衛隊などの防災関係機関が参加しました。調査の内容は、集落周辺の地形などの概況確認と、災害発生時に応援部隊の活動拠点となる場所や臨時ヘリポートの候補地など、集落としての防災機能の確認です。県では、伊豆半島南部の賀茂地域内では、災害発生時の孤立予想集落が44か所あるとして、発災時に効率的な救助救援体制が整えられるよう、今後も現地調査を行っていくとしています。
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