1954年に起きたいわゆる「島田事件」で、死刑判決を受け、その後、再審無罪となった赤堀政夫さんが22日、名古屋市内で亡くなりました。94歳でした。
赤堀政夫さんは1954年、島田市で幼女が連れ出され殺害されたいわゆる島田事件で死刑判決を受けましたが、一貫して無罪を訴え、逮捕されてから35年たった1989年に再審無罪を勝ち取りました。
死刑囚の再審無罪は赤堀さんが4例目です。
関係者によりますと赤堀さんは22日、名古屋市内の施設で亡くなったということです。94歳でした。
赤堀さんは、死刑制度の廃止などを訴え、去年再審が始まった袴田巌さんの支援活動も行っていました。
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