26日深夜、浜松市中央区でブラジル国籍の男性を刃物で刺した殺人未遂の疑いで、ブラジル国籍の男が逮捕されました。刺された男性はその後 死亡しました。
(提坂 貴文 カメラマン)
「事件現場では鑑識活動が始まりました。3階の通路付近を重点的に行っているように見受けられます」
逮捕されたのは、浜松市中央区遠州浜のブラジル国籍の男・36歳です。
容疑者の男は26日 深夜、自宅付近で袋井市のブラジル人男性・43歳を刃物のようなもので刺して殺害しようとした疑いがもたれています。
警察によりますと、26日 午後11時すぎ「向かいの部屋からポルトガル語で助けてと聞こえた」と110番通報があり、警察が現場に駆け付けると、建物の3階の通路でブラジル人男性が倒れていて、心肺停止の状態で病院に搬送されその後、死亡しました。警察は現場付近を捜索したところ容疑者の男を発見し犯行を認めたため緊急逮捕しました。
周辺の住民によりますと、事件当時、3階の通路付近から外国語を話す声が聞こえてきたといいます。
(周辺住民)
「複数人、なんか騒がしかったんですよ。外国語で騒いでいて」
Q:喧嘩している様子は?
「特になかったです。パトカーの音が…12時過ぎくらい」
2人は面識があるとみられ、警察は動機などを調べているほか容疑を殺人に切り替えて捜査する方針です。