今シーズンからプロ野球・ウエスタンリーグに参入する「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の1か月におよぶ初めてのキャンプが、28日に終了しました。そこで見えた課題とは?
1月25日に「ちゅ~るスタジアム清水」でキャンプインした「くふうハヤテ」
(赤堀元之 監督)
「いよいよ新チームでキャンプが始まります。みなさんは挑戦者です。ネバーギブアップで頑張りましょう!」
初日から100人近いファンが駆けつけ、中には手作りの横断幕を掲げる人の姿も。この日から、出来たばかりのチームで、新しい仲間たちとの慣れない中での1か月におよぶキャンプが始まりました。
バッティング練習もコーチだけではなく、野手や球団職員まで手伝います。まさに全員野球!連日、応援に訪れ、選手たちを後押しするファンへのあいさつも恒例に。
(池谷蒼大 投手)
「おはようございます。練習開始します。応援お願いします」
(観客)
「がんばれ~!がんばれ~!」
そして、はじめての対外試合となった「静岡硬式野球倶楽部」とのオープン戦には、約1000人のファンが集まり初戦を白星で飾りました。しかし、続くENEOS戦では投手陣が制球に苦しみ、失点を重ね、6対15と惨敗し初黒星。
開幕まで課題が残る中、2月28日、1か月におよぶキャンプが終了しました。
(高橋 駿 選手)
「一日一日がアピールの場になると思います。一日一日大切にして、チーム一丸となって1年間戦っていきましょう」
キャンプを振り返り、赤堀監督は「開幕に向けチームをしっかり立て直したい」と話しました。
(赤堀元之 監督)
「みんな元気よくできたことが収穫。少しずつでもレベルは上がっている。選手はまだまだできていない部分があるので、試合で自分をどんどんアピールしないと、上を目指すことができないと思う。しっかりと自分をアピールするために、がむしゃらにとことんやってほしい」
くふうハヤテは、3月1日からのオープン戦を経て、3月15日に開幕戦を迎えます。
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