3月11日、アメリカでアカデミー賞の授賞式が行われ、日本映画からは「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞、「君たちはどう生きるか」が長編アニメ映画賞を受賞しました。静岡県内の映画館では、受賞の知らせを聞いてさっそく観賞に来た人も…
アメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞の授賞式。2024年は日本映画の2作品が同時に受賞する快挙となりました。
戦後の日本を舞台に、ゴジラと人間の戦いを描いた山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」は視覚効果賞を受賞。最も優れた視覚効果を用いた作品に贈られるこの賞は、過去に「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」といったCG技術などで表現の幅を広げた作品が受賞していて、日本作品で初の快挙となりました。静岡市の映画館で「ゴジラ-1.0」を見た”ゴジラファン”に、今作の魅力を聞いてみると…
(ゴジラファン)
「(魅力は)ゴジラの迫力。日本が誇れる素晴らしい作品だと思います」
「3回目ですね。ストーリーが何回見ても面白い。(受賞の要因は)山崎監督の監督性だと思います」
そして、長編アニメ映画賞は宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が受賞。宮崎監督が手掛けた「千と千尋の神隠し」以来、21年ぶり2度目の快挙となりました。映画館には「受賞のニュースを見て観賞に訪れた」という人も…
(作品を見に来た人)
「すごいなと、どの作品を見てもいつも素敵な作品ばかり」
「(宮崎駿監督の)ファンで、いつもジブリを見てる」
現在この映画館では、どちらの作品も1日1回ずつ上映していますが、今回の受賞をうけて上映回数を増やす検討をしているということです。