静岡・小山町の「富士スピードウェイ」で、施設に不審物があるという情報から来場者が無事避難するというテロ対策訓練が3月8日に行われました。
訓練は、SNSに「県内の大規模イベント会場で無差別に殺傷を行う」という投稿があり、警察が県内各地に「手荷物検査を実施し、警戒するよう要請した」という想定で行われました。手荷物検査を拒んだ不審者が、怪しげなカバンを残して逃走したケースを想定。スタッフが警察に通報し、不審者の特徴や不審物の形状などを伝えます。その後、サーキット場のスタンド席から来場者を避難誘導する訓練が行われました。
(富士スピードウェイ 片山 法規 さん)
「爆発物があったときに、触らないようにご注意を受けた。(不審物を)持っていってしまう事態が起こり得たので、今回教えてもらったことを生かしていきたい」
「富士スピードウェイ」では、訓練で得た経験と知識を生かし、来場者の安全対策について検討していくということです。
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