袴田巌さんの再審、やり直しの裁判をめぐり、14日、袴田さんの支援者らが静岡地裁に対し、早期の無罪判決などを求める請願書を提出しました。
袴田さんの再審開始決定から1年が経過したことを受けて、静岡地裁を訪れた袴田さんの支援者ら11人。
やり直しの裁判の早期結審や袴田さんへの無罪判決を求める請願書のほか、全国から集めたおよそ7300人分の署名を國井恒志裁判長に提出しました。
(支援者)
「袴田巌さんに名誉の回復と真の自由を、そしてこの国に正義と主権在民を取り戻すべく、裁判所の公正な判断を切に願います」
今月25日から3日連続で開かれる公判では、裁判の最大の焦点となっている”衣類についた血痕の赤み”について、検察・弁護団の双方が専門家を招いた証人尋問を行う予定です。
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