開幕戦は黒星スタートとなったくふうハヤテ。2戦目が行われた土曜日は、約1300人のファンが詰めかけました。
試合前、グラウンドにはDaiichi-TVの中継で解説を務めた、元DeNA監督の中畑清さんが…
(山下大輔GM)
「きょうは中畑大先生に来てもらって」
(元DeNA監督 中畑 清 さん)
「“大”がつくと気分がいいね。大ちゃんの“大”と大先生の“大”で」
「放送席に負けないようにグラウンドも頑張る」
初勝利をかけた試合の先発は二宮衣沙貴。初回、先頭打者にヒットを許しますが、次のバッターの痛烈なライナーをファースト・福田がファインプレー!会場は大きな歓声に包まれます。
試合が動いたのは4回裏、くふうハヤテはノーアウト2塁1塁のチャンスをつくるとブラウリオ・バスケス!レフトへのタイムリーヒットで先制します。続く福田もセンターにタイムリーヒット!さらにこの回、2点を加えて4点をリードします。その後、くふうハヤテは平間・田中が無失点でつなぎ、8回までリードを保ちます。
歴史的な初勝利に向けて9回、マウンドにあがったのは村上。しかし、フォアボールからピンチを招くと、オリックス打線につかまり逆転を許します。後続のピッチャーも追加点を奪われ、惜しくも初勝利を手にすることはできませんでした。
そして、17日の第3戦。
先発を任されたのは奥田域太。奥田は初回フォアボールでランナーを背負いますが、テンポの良い投球で無失点に抑えます。するとその裏、くふうハヤテは1番 瀬井がフォアボールを選ぶと、すかさず盗塁に成功。その後、1アウト3塁とチャンスを広げ、3番・ブラウリオ・バスケス!センター前に落ちるタイムリーヒット!幸先よく先制します。その後、先発の奥田は同点に追いつかれるも、粘り強いピッチングを続けます。6回、フォアボールでランナーを背負いますが、一塁への素早いけん制でアウトに。奥田は6回を投げて4安打1失点の好投。同点のまま試合は終盤に入ります。
しかし、7回、2番手・藤本が二死満塁のピンチを招くと、走者一掃のタイムリーを打たれ、勝ち越しを許します。その後も追加点を奪われ、開幕3連戦で初勝利をあげることはできませんでした。
(奥田域太投手)
「毎回ランナーが出たが、ランナーいないときと変わらず、ストライク先行でいけたので、失点も最小に抑えられた」
(赤堀元之監督)
「まだやらなきゃいけないことがある。チャンスになると拍手・声援をもらっている。まだ応援に対して応えられていない部分がある。これからもっと声援に応えられるようにやっていきたい。これからも温かい応援よろしくお願いします」
くふうハヤテは、19日から本拠地・ちゅ~るスタジアム清水で、ソフトバンクとの3連戦に臨みます。
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