静岡市葵区の駿河屋本店で22日、世界最大級の売り場がオープンし多くの客でにぎわいました。そこで売られているものとは?
(杉本記者)
「きょう新たにオープンしたこちらのフロアにはトレーディングカードがずらりと並んでいます」
静岡市の中心部「駿河屋本店・駿河屋ビル」の4階に、22日、新たにオープンしたのはトレーディングカード、いわゆる「トレカ」の売り場。
アニメのキャラクターなどが描かれたカードが、なんと1000万点以上並ぶ世界最大級の品揃えで、人気の「ポケモン」や「ワンピース」をはじめとしたさまざまなトレーディングカードを、実際に自分の目で状態を確認しながら購入することができます。
世界的にトレカ人気が熱を帯びる中、待望のオープンを迎えた「駿河屋」その見どころを聞いてみると。
(エーツー 宿島拓弥 執行役員)
「通常のお店にないような10年、20年前のカードも扱っているので、商品を実際に手に取って見ていただけるのが売り」
また、販売されているトレカは数十円で購入できるものから、高いものでは数百万円になるものまで値段もさまざま。
一番高価なものはこちらの純金製のカード。値段は約250万円だということです。そんな夢のような空間をオープン前から心待ちにする客も。
(先頭で開店を待つ人)
Q.お目当ては?
「ポケモンカードですね」
午前10時、開店を迎えると、お客さんが続々とトレカ売り場へ。お目当てのトレカを買い求める多くの人でにぎわいました。
(客)
「ドラゴンボールでプロモカードなので、大会行かないともらえない。一気に手に入ったのでめっちゃうれしい。ドラゴンボール好きにはたまらない」
「いいカードがいっぱい入っている、普通に買ったら1000円するカードも入っているみたいなのですごい」
「本当はもともと決まっていたものがあったが、ここまできれいに並べてあるとどれしようか迷ってしまう」
「近場にこういう場所ができると本当にうれしい」
一方、こちらは、静岡を代表する模型メーカーのプラモデルなどを展示する「静岡ホビースクエア」。「ホビーのまち静岡」としてのさらなる盛り上がりに期待しています。
(静岡ホビースクエア 時森俊郎 さん)
「駿河屋のレジ袋を持ってここに来てくれるのは若い人が多い。ポケモンのプラモデルも展示・販売しているので、トレカでポケモンに(興味を) 持った人が、プラモデルを作ってみようと思う人もいると思う。相乗効果で盛り上がっていけたら」
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