3月21日、解禁を迎えたシラス漁ですが、22日朝も田子の浦漁港では取れたてのシラスが競りにかけられていました。
朝 午前5時半すぎ、田子の浦漁港から16隻のシラス漁船が一斉に出漁していきました。約1時間ほどすると、漁を終えた漁船が港に戻ってきて、透き通った新鮮なシラスが次々と水揚げされていきました。
22日の漁獲量は350キロと少なめでしたが、平均価格はキロあたり約2800円で、初日の21日より落ち着いてきたということです。
(仲買人)
「シラスは少し大きめで、量は少ない。自然相手なので取れるかどうかわからないが、取れることを期待したい」
一方、近くの直売所では、取れたてのシラスがさっそく店頭に並べられていました。
(買い物客)
「きょうは釜揚げを買った、田子の浦のシラスはおいしいから待ちに待った。販売開始のメールを見て来た。きょう取れたものは きょう食べたらおいしい」
(しらすの八幡本店 一井 諭 店長)
「遠方から食事や買い物に来る方が多い。静岡 富士市が誇るブランドシラス。ここでしか食べられないものなので、おいしい生シラスや釜揚げシラスを召し上がってほしい」
例年人気の漁協食堂は、4月1日から営業を始めるということで、今後、水揚げ量が増えることが期待されています。
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