土石流災害で被災した静岡・熱海市伊豆山地区をめぐり、復興の進捗状況などを話し合う懇話会が22日開かれ、河川と道路の整備について大幅に遅れる見通しが示されました。
2回目の懇話会となった今回は、熱海市の担当者から、復興計画の中で来年度中の完了を目指していた河川改修と道路整備について、およそ2年遅れとなる2026年度中の完了への計画変更案が示されました。
その理由について用地買収が6割にとどまっている事と、河川と鉄道が交差する箇所の工事について、JRとの協議が難航しているためとしています。市は今回の計画変更を5月に決定する方針です。
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