2月8日から3月12日にかけ、静岡・焼津市に住む70代の男性が、現金 約820万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
警察によりますと、2月8日、焼津市に住む70代男性の自宅に、総務省の総合通信基盤局の職員を名乗る男から「あなたの名義で契約されている携帯電話が詐欺に使われている」などと電話があり、その後、警察官や検事を名乗る男から「詐欺事件の関係であなたの口座を止めて捜査を開始する」「事件の捜査に協力するならあなたの口座を止めない」「捜査のために仮想通貨を購入しなさい」などと次々に言われ、指示に従って現金約820万円で購入した仮想通貨を5回に渡り送金し、だまし取られました。
3月に入り、本人が騙されたことに気付いて警察に届け出たことて発覚し、警察が特殊詐欺事件として捜査しています。警察では、「警察官が仮想通貨の購入を要求するものは詐欺」だと注意を呼びかけています。