静岡市葵区の県立こども病院が新たなドクターカーを導入し、お披露目しました。「次世代のドクターカー」として期待されています。
医師や看護師が救急医療をしながら患者を搬送することができる「ドクターカー」。新たなドクターカーは運転席と患者室が分けられているため新型コロナなどの感染症対策が向上しました。また、これまでの車両と比べて患者を運ぶ際に使うリフトのサイズが大きくなり、車内のスペースも広くなったことから人工心肺装置「ECMO」を装着した重症患者の搬送も可能になったということです。これまで使ってきたドクターカーは老朽化が進み、新たな車両の導入となりました。県立こども病院の坂本喜三郎院長は「次世代のドクターカーとして静岡県の小児医療の最後の砦となっていきたい」と話しています。
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