≪川勝知事・緊急会見…“辞意表明”真相に迫る一問一答≫
(川勝知事)
「新規県庁職員への激励の言葉の中に心を傷つけるものがあった。厳しく受け止めている」
(記者)
Q.「辞職決断の理由は?リニアに区切りがついた?」
(川勝知事)
「理由は2つ。私の不十分な言葉遣いによって人の心を傷つけたということ。これは大きい。これは意図せざるかたちで人が傷ついているが、皆さんのご指摘によって知ったので、これは気づいていなくて言われた気が付いた。ここは反省すべきだと。」
「一番大きかったのはリニア。4期目はリニアの南アルプストンネル工事から南アルプスの水と生態系、環境こうしたものをいかに守るかといういことに心を砕いてきた。そしてJR東海と真摯な対応を続けてきたが昨年社長が代わって全く雰囲気が変わった。画期的なことは2027年に必ず名古屋まで仕上げると。昨年12月、2027年以降に変更すると正式に国交省に事業の変更を申し出ると。私はリニア問題を解決するのは事業計画を見直す以外はないと思っていた。この事業計画の見直しに丹羽新社長が踏み出された」
(記者)
Q.「6月定例会の初日に辞職するのか?」
(川勝知事)
「これは議会の承認を賜らないといないので、辞表が提出されて理由を含めて挨拶をして可決されれば辞表になる」
(記者)
Q.「後任候補として渡辺衆院議員に打診したか?また経緯は?」
(川勝知事)
「約束を果たしただけ。国会議員の前に県議をしていた。知事選の時に応援してくれた。その時に自分も県議の経験あり、県のかじ取りをしたいと言った。川勝が出るのであれば私は出ないと言った。じゃあ私が出ないときは連絡すると約束した。きのう辞職のことを言おうと思っていたので、その前に電話した。人を選ぶのは有権者なので、約束を果たしたということに尽きる」
(記者)
Q.「後任として渡辺衆院議員に打診したということではない?」
(川勝知事)
「全く違う。約束を果たしただけ」
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