派閥の政治資金パーティーの裏金事件をめぐり離党勧告処分を受けた静岡8区の塩谷立衆院議員が取材に応じ「公平な処分ではない」進退については「説明を聞いてから判断したい」と話しました。
政治資金パーティーの裏金事件をめぐって4月4日事件に関連した議員の処分を決める自民党の党紀委員会が開かれ安倍派のトップである座長を務めた塩谷立議員が離党勧告処分となりました。
塩谷議員はこれまでに 収支報告書に記載のないキックバックを過去5年で234万円受け取っていたことを明らかにしています。また、4日の党紀委員会の開催を前に、弁明書を提出し「安倍派の一部だけ責任が問われるのは公平ではない」「岸田総理の責任も問われるべき」と主張していました。
処分が発表された後取材に応じた塩谷議員は、冒頭で「非常に厳重な処分で本当に残念」と述べ、「予想してたことが現実になったなぜこうなったのか説明をぜひ お伺いしたい」「処分内容が公平ではない」と語りました。進退について問われると「説明を聞いてから判断したい」、岸田総理に処分がなかったことについては「派閥の同じ立場の人が同じように処分を受けるのが公平な処分だと思う」などと話しました。