9日午前、 富士山で雪が解けて土砂を巻き込む雪崩、「スラッシュ雪崩」が発生しました。この雪崩は、正午ごろまで断続的に発生し続けました。
これは富士山の標高2100mに設置された監視カメラの映像。
雪崩が勢いよく押し寄せ、あたり一面を覆い尽くす様子が捉えられています。
この雪崩は、大沢川の源頭部、静岡県と山梨県の県境で発生し、正午ごろまで断続的に流れ続けたということです。これは「スラッシュ雪崩」とみられ、積もった雪が、気温の上昇や雨の影響で土砂を巻き込み流れ落ちてくる現象です。
現在、被害は確認されていませんが、富士砂防事務所は監視を続け、今後、土砂の量などを調査する方針です。
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