9日開かれた静岡市の事業影響評価協議会ではリニア新幹線のトンネル工事による生態系への影響について、市と協議会の委員が議論を交わしました。
難波市長は、工事による環境への影響について、事前予測の精度を高めていくのではなく、環境への影響があることを前提に適切な代償措置をとっていくことが必要だと前向きな姿勢を示しました。
その中で、工事による影響があると予測される植物については、シカの食害で失われた植物を元の状態に戻すことを代償措置とする案が初めて示されました。
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