10日、辞職願を提出してから記者会見を開いた静岡・川勝知事。リニア新幹線の”静岡工区”の工事着工を認めてこなかった一方で、これまで一貫して「リニア推進」の立場だと主張してきましたが…。
(記者)
Q.「今でもリニア推進派であることに変わりはないのか?」
(川勝知事)
「変わりありません。(リニア中央新幹線は)1970年代からやってきて、日本の技術の最先端のエキスがはいっている。それにかけて人生を終えた、後輩に引き継いだ人がいらっしゃる。その思いも知っていますし、推進派から一度も外れたことはない」
「県が抱える懸念の払しょくに全力を尽くした」「早期開通の足を引っ張ってたことはない」と適切な対応をしてきたと訴えました。そして辞職の理由を問われると…。
(川勝知事)
「県民の皆様方に付託してもらっているリニアの問題の道筋がわかるかたちにならないといけない」「2027年以降ということしか開業時期は出ていなかったが、これで一つめどが見えたと思いました」「元々の事業計画が音を立てて崩れた」
この会見数時間後、リニア沿線の各県知事が怒りをあらわにしたのです。
(愛知・大村知事)
「誰が何を言ってるんだ」
(愛知・大村知事)
「誰が言う?と。最近の流行で言うと”おまいう ”ってこと ですかね」「今回は明らかに静岡工区が6年 4~5ヶ月工事にかかれていな い」「それでもって全体が破綻したと いうのは「おまいう」の世界」
(三重・一見知事)
「2027年の開業断念させたのが自分の成果だといっているが行政官としては理解しがたい」「リニアの早い開業を目指すと言うことで期成同盟会にも参加しているのでなかなか理解できない発言だと思う」
辞職をしても止むことのない”批判の声”。そんな中、11日…。
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