新茶シーズン到来を告げる新茶の初取引が12日、静岡市葵区の静岡茶市場で行われ、最高、1キロあたり111万円1111円の値をつけました。
( 徳増ないるキャスター)
「史上最速の初取引が静岡茶市場で始まりました。本格的な新茶シーズンの到来です。」
12日朝、静岡茶市場に生産者や茶商などおよそ800人が集まり行われた新茶の初取引。県内産の新茶50.8キロが持ち込まれ、値がつけられていきました。
最高値を付けたのは静岡市清水区両河内産の「高嶺の香(はな)」で、1キロあたり111万1111円となりました。出品数が8点と少なかったこともあり、平均単価は7万7637円と去年のおよそ11倍となりました。
静岡茶市場によりますと、ことしの新茶は3月下旬の冷え込みにより生育が遅れているものの、品質は高いということです。
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