静岡県警は16日、「春の全国交通安全運動」期間中の交通事故発生状況を発表しました。運動期間中の死亡事故は5年ぶりに“ゼロ”となりました。
今回の「春の全国交通安全運動」は「自転車でのヘルメット着用」や「こどもが安全に通行できる「道路交通環境の確保」などが重点目標として実施されました。
県警によりますと、4月6日から15日までの10日間の運動期間中の交通事故発生件数は492件で、前年に比べわずかに増えましたが死亡事故は発生しませんでした。運動期間中に死亡事故が発生しなかったのは5年ぶりということです。また、子どもの事故は35件、歩行者事故は32件と減少したものの、自転車事故は73件と増加しました。
県警は、引き続き自転車ヘルメットや反射板の着用に努め、高齢ドライバーについては、できるだけ日中の運転を心がけるなど「補償運転」を呼びかけています。