能登地震で被災した石川・穴水町の町長が23日、静岡県庁を訪れ、県が行った支援に対して感謝を伝えました。
23日、川勝知事を表敬訪問したのは、石川・穴水町の吉村光輝町長です。静岡県は、地震発生後、先週末までに、復興支援のため、県の職員など3100人余りを被災地へ派遣しています。中でも大規模災害発生時に被災側と派遣側の自治体をペアにする「対口(たいこう)支援」で県が穴水町の担当となったことから、避難所の運営や罹災証明書の交付などの業務を支援する職員を派遣してきました。
吉村町長は、知事に、町で生産されたワインやクッキーを贈呈し、町の産業が復興しつつあることを報告。被災後、すぐに支援に入った県に対して感謝の意を表しました。
(穴水町 吉村 光輝 町長)
「1月3日、早々に穴水町に入っていただき」「災害対策本部の設置についてもご指導頂きました」「本当に助けていただいた、そういう思いです」
吉村町長は、今後も 奥能登の玄関口である穴水町が、地域全体の復興を後押しできるよう、役割を果たしていきたいと抱負を述べました。
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