県知事選挙に立候補の意思を表明している鈴木康友 前浜松市長は、リニア新幹線問題について、開通すると静岡県への経済波及効果が高いとして、「推進」する立場を強調しました。
これは、4月25日、静岡第一テレビの番組にスタジオ生出演し、答えたものです。
鈴木氏は、川勝県政は継承せず、ゼロベースでスタートする、との姿勢を示し、川勝知事のリニアの取り組みについて、「推進」というより「ストップ」だった、との見方を示しました。
また、川勝知事と鈴木氏の最大の支援者・自動車メーカー スズキの鈴木修相談役は、4月、報道陣に対して「私はリニア反対」と明言していましたが、鈴木康友氏は「いろいろ確認すると(修氏は)決して反対でもない」とした上で、鈴木康友氏にあらためて「推進」かと問いただすと、「はい、それで結構です。」と回答しました。
また、鈴木氏はリニアができるとのぞみがリニアに吸収され、東海道新幹線のダイヤがスカスカになる。つまり、ひかり・こだまが増やせるので、経済的な波及効果がある。今、止まっている静岡と山梨県境付近のボーリング調査も進めるべきだ、との考えを示しました。
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