4月25日、女性問題などを理由に衆院議員を辞職した宮沢博行氏が28日、地元の会合に出席して謝罪しました。一方、自民党は、28日の3つの衆議院補欠選挙で全敗。裏金問題や女性問題などが逆風となっているのでしょうか。
28日、静岡・袋井市で開かれた自民党・静岡3区支部の会合に出席した宮沢氏。会合は非公開でしたが出席後、自ら報道陣に状況を説明しました。
(宮沢 博行 氏)
「ただいま地元の自民党静岡3区支部の役員会で、経緯の説明と謝罪してきました。」「参加者の皆さんからは厳しい意見をいただいた 「人格を疑う」「謝罪だけでは済まない」そうした厳しいお叱りをいただいた」
宮沢氏は、今回報道された女性問題についてはおおむね事実としたうえで、次のように述べました。
(宮沢 博行 氏)
「欲を抑えきれなかった それに負けてしまった そこは反省し続けなければいけない」
今後の政治活動については全くの白紙とした宮沢氏。まずは支部内でお詫びをしていくと話しました。
一方、28日、衆議院の東京15区、島根1区、長崎3区の3つの補欠選挙で投開票が行われ、立憲民主党がいずれも勝利しました。自民党は唯一、候補者を擁立した島根1区で敗北し、東京15区と長崎3区は候補者を立てられず不戦敗で、それぞれの選挙区で持っていた議席をすべて失いました。
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