静岡・袋井市の法多山尊永寺で仁王門の格子が削り取られる被害がありました。警察は器物損壊事件として捜査しています。
警察によりますと4月30日、袋井市の法多山尊永寺にある仁王門で、格子の一部が削り取られているのを寺の住職が見つけ、5月1日、警察に通報しました。
寺の正面入り口にある仁王門は江戸時代初期の1640年に建立され、国の重要文化財に指定されています。削り取られたのは、幅が約5センチの木の柱1本で、格子の中には さい銭箱が置かれていましたが、さい銭は盗まれていませんでした。
警察は、何者かが さい銭を盗もうとして格子を削り取った可能性もあるとみて器物損壊事件として周辺の防犯カメラなどを調べています。
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