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【静岡県知事選】“超短期決戦”へ告示直前のゴールデンウィーク…各立候補予定者の動きを追跡取材

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2024年5月6日 17時51分

5月26日 投開票となる静岡県知事選。短期決戦の選挙に出馬を表明している各立候補予定者のゴールデンウィークの動きを追いました。

告示日が3日後に迫った知事選。現在、出馬を表明しているのは、元副知事の大村慎一氏、前の浜松市長・鈴木康友氏、共産党県委員長の森大介氏、政治団体代表の横山正文氏の4人です。

各陣営はゴールデンウイークを利用して知名度アップや支持獲得に向けた活動を積極的に行うため、県内各地を奔走しました。

自民党県連やJAグループからの推薦が決まっている大村氏は、4日、島田市で集会を開催。会場には、地元の染谷市長や自民党の井林衆院議員のほか、石川元県知事などが応援に駆け付けました。大村氏は、リニアの問題や大井川鉄道などの課題に触れ、「スピード感をもって解決していきたい」と訴えました。

(元副知事 大村 慎一氏)

「流域市町のみなさんと対応していくのが重要。そのうえで責任をもって解決する、しっかり対応する、スピード感をもって1年以内に結果を出すと言ったので、こういった課題に対し道筋をしっかりつけていきたい」

また、6日は、静岡市駿河区で開かれた上川陽子外相の国政報告会に参加しました。上川外相は、飛行機で日本への到着が遅れたため、急きょリモートで参加することになり、集まった自身の支援者たちに画面を通して話しかけました。

(上川 陽子 外相)

「大村さんは私が最も信頼する友人です。新型コロナが拡大したとき、未曾有の緊急事態に

昼夜を問わず献身的に取り組まれ、当時の総理は菅総理でしたが絶大な信頼をされていた方です。緊急事態を脱し、その先の静岡県の新たな未来を描ける人、それが大村さんです」

その後は、大村氏の決起集会が開かれ、石川元県知事や静岡ガスの岩崎会長も登壇し、支援を呼びかけました。

(大村 慎一氏)

「どうかオール静岡の取り組みにお力添えをいただきたい、どうぞよろしくお願いいたします」

労働組合の組織「連合静岡」や立憲民主党などから推薦が決定している前浜松市長の鈴木氏は、5日、森町で集会を開き、地元の人達と意見を交換しました。集会には25人が参加し、「高齢化に合わせた人口減少」や「村のインフラ整備」などの質問があがり、鈴木氏は、「市長時代の経験を活かして解決していきたい」と訴えました。

(鈴木 康友氏)

「これまでの行政経験があるので、そうした目から県全体をこうしたいと伝えて、県下全域それぞれの地域の良さを生かしながら、オール静岡で県全域を盛り上げていきたい」

一方、6日は、東伊豆町で開催された連合静岡の伊豆地域協議会による集会に参加。立憲民主党の渡辺周衆院議員や連合静岡の角山雅典会長とともに、集会に集まった組合員らに挨拶しました。スピーチでは、集会に集まった約1100人の組合員に対し、「東部地域の票が知事選の結果を左右する」と話し、支援を呼び掛けました。

(鈴木 康友氏)

「浜松の鈴木じゃなくて伊豆の鈴木康友として伊豆半島を活性化していくと、きょうは皆さんにお伝えした」「短期間の戦いになるので一人でも多くの人に考えを訴えていきたい」

そして先週、県庁で会見を開き正式に出馬を表明した政治団体代表の横山正文氏。4日、「浜松まつり」で盛り上がる浜松市内で初めての街頭演説に臨みました。

(横山 正文氏)

「最重要政策として、静岡県シリコンバレー計画がある」「手段としては先端技術、科学技術、情報技術、この3つに特化して」「誘致ではなく、静岡県が作り上げる」「東部地区・伊豆地区」「および牧之原市、御前崎市を中心に本社および工場を置く。これが私のシリコ

ンバレー計画」

このほかにも、リニア新幹線については、知事就任後に先進抗・貫通工事の許可を即座に出すことや、県が建設を予定している浜松市の新野球場を600億円かけて建設することなどを訴えました。

一方、4月25日、出馬を表明した共産党 県委員長の森大介氏は5月3日の「浜松まつり」に参加。地元の市議から借りた法被を着て、各陣屋に名刺とチラシを配りながら積極的にあいさつ回りをしました。

(森 大介氏)

「超短期決戦、一人一人の皆さんとの出会いが票を広げる力になってくると思うので、目いっぱいあいさつやアピールをしていきたい」

県知事選挙は5月9日に告示、26日に投開票です。

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