2024年のGW、車で出かけた方も多いと思いますが、楽しい旅行を一気に不安とパニックに陥れるのが車のトラブルですがそんなピンチを救ってくれるのがJAF!このGW中にも様々なトラブルが発生しましたがそれに対応した新人隊員に密着しました。
( JAF浜松基地)
「お世話になっております JAF静岡支部現場担当の桑原と申します」
今回、密着させてもらったのはJAF浜松基地・入社2年目の桑原龍隊員・22歳。1年間の訓練を経て2024年の4月に一人立ちしたばかり。
(JAF浜松基地 入社2年目 桑原 龍 隊員・22歳)
「バッテリー上がりやパンクはJAFの中でも多い割合を占めている。落輪や砂浜でのスタックの対応はいつもより気合が入る」
いまは次のステップであるレッカー車の作業を習得すべく先輩の下で励んでいます。
2023年年のGW期間中、全国で約2万6000件ともっとも依頼が多かったのが「バッテリー上がり」のトラブル。この日もさっそく依頼が入り桑原隊員が現場に向かいます。
(JAF浜松基地 桑原 龍 隊員)
「お待たせしました」
(依頼者 )
「きのう乗らなかった、さっき乗ろうとしたら(エンジン)がかからなくて」
(JAF浜松基地 桑原 龍 隊員)
「それでは点検していきますね」
(依頼者)
「お願いします」
ボンネットを開けバッテリーの状態を確認すると…
(JAF浜松基地 桑原 龍 隊員)
「これが本来の電圧、大体12ボルトを下回ってくるとエンジンがかからなくなってくる」「症状としてはバッテリー上がり」
さっそく、依頼者の車にケーブルをつなげ応急処置を行います。
無事にエンジンがかかりました。
(依頼者)
「助かるねJAFさんが修理してくれて会員になっていてよかった」
バッテリー上がり以外にもGW中、JAFには脱輪やパンクなど様々な車のトラブルの救援依頼が飛び込みます。
(JAF浜松基地 河野 翔一 主任 )
「桑原さん 磐田の駒場でキーロックはいりました」
(JAF浜松基地 桑原 龍 隊員)
「鍵紛失しちゃってる」
愛知県から来た男性から鍵を紛失してしまったのでドアを開けて欲しいという救援依頼でした。JAFには鍵に関する依頼も多く入りますが出動準備をする桑原隊員の顔は少し心配そうです。
(JAF浜松基地 桑原 龍 隊員)
「個人的には鍵開けが今のところ一番不安要素が大きいかなというところがありますね」
しかし依頼者はもっと不安でいっぱいのはず。一刻も早く安心を届けるため現場へ急行します。
(桑原隊員)
「こちらのお車ですか」「鍵はどこにあるかわかりました?」
(依頼者)
「わからないんです」
(桑原隊員)
「こういう感じでカチャカチャ開けますので少しお時間かかるかもしれませんが、なるべく早めにやりますので」
トライアスロンの合宿で静岡に来たという依頼者スマホも車の中に閉じ込められていました。
(依頼者 )
「愛知から来ているので(鍵がなかったら)どうやって持って帰ろうかとか困っているところです」
(桑原隊員)
「とりあえずやってみるという感じですね できれば15分以内には開けたいです」
依頼者も心配そうに見守る中様々な方法を試しますが…
(桑原隊員)
「押せている感じが全くないです」
15分経っても開けられなかったため先輩の内山隊員にバトンタッチ。すると!
あっという間にロックを解除し車の中から鍵も発見されました。
(依頼者)
「大丈夫ですね ありがとうございます」
(トライアスロン仲間)
「素晴らしい よかったですこれで合宿がおわりました」
無事に解決したものの自分で開けられなかった桑原隊員は悔しさをにじませます。
(JAF浜松基地 桑原 龍 隊員)
「感触に頼るしかないので練習して自分の感触を鍛えるしかないですね。練習しないとと思ってやっていたがまだ練習が足りないですね。」
基地に戻ると、早速、鍵開けの練習を始めた桑原隊員。同期の西丸隊員も一緒です。
(JAF浜松基地 西丸 颯太 隊員 )
「悩むことも多いが同期同士で話し合えるので、同じ基地に同期がいるのは頼りになるし心強い」
しかし、すぐに次の依頼が飛び込みます。
(JAF浜松基地 桑原 龍 隊員)
「縁石にタイヤをぶつけてパンクしたそうです」「急ぎですね、すぐ行きます。」
研修中のレッカー作業が必要な依頼のようです。
現場は道幅の狭い住宅街。タイヤ交換ができない状況のためレッカー移動をすることに。
(桑原 隊員)
「ここから動かせそうにもないのでこのままの状態でオフセット吊りといいますがいろいろ気にしなけれないけないので難しそうです」
角度などに苦戦しながらも無事けん引することができました。
(依頼者)
「ありがたかったです。スピーディーで助かりました」
作業を見ていた先輩隊員も…
(JAF浜松基地 西丸 颯太 隊員 )
「つたないところがあってみていてドキドキしたが、最終的に作業はいい形で終わっているので一安心です」
(JAF浜松基地 桑原 龍 隊員)
「直接感謝の言葉を伝えてもらえると頑張ってよかったなと思えるしこれからも困っている人がいればそうやって言ってもらえるようなサービスを心がけたい」
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