リニア新幹線の建設を巡ってJR東海の丹羽俊介社長は、現在休止している南アルプストンネルの山梨県内のボーリング調査を5月20日に再開する考えを示しました。
7日、JR東海の丹羽社長は山梨県の長崎知事と会談し、リニア新幹線の山梨県内区間の工事について「南アルプストンネルは約6割の掘削が進んだ」などと報告しました。
また 丹羽社長は会談後取材に応じ、2023年10月から長期間ストップしていた南アルプストンネル工事の山梨県側のボーリング調査を5月20日に再開すると明言しました。
一方、静岡県が県境から300m以内でボーリング調査をしないよう求めていることについて 丹羽社長は、関係者と丁寧に対話を重ねる考えを示しましたが、長崎知事は「山梨県内の工事だ」と話し、継続を強く求めました。
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