国内最大級の“模型の見本市”「静岡ホビーショー」が8日 始まり、世界中からやってきた多くのバイヤーでにぎわいました。
(佐野 巧 記者)
「8日からはじまった静岡ホビーショー 新商品を一目見ようと多くのバイヤーが拍手で迎えられ会場へ入っていきます」
2024年で62回目の開催となった「静岡ホビーショー」。8日から5日間、静岡市駿河区の「ツインメッセ静岡」で行われ、8日と9日は業者向けの公開となっていて、世界中からやってきた多くのバイヤーの姿がありました。
(山梨からきたバイヤー)
「ラジコンとかいろいろ見に来ました 新しいものみて注文かけられればと思って」
(ドバイからきたバイヤー)
「ドバイでも人気を拡大させようとしているところです 新製品の状況や、業界がどの方向に向かっているかみたいです」
「模型の世界首都」と呼ばれる静岡市。会場には過去最多となる99のブースが設けられ、プラモデルやラジコンなどこの日に向けて開発が進められた各社の新商品や試作品の展示が行われています。コロナ禍による巣ごもり需要で市場が拡大したというホビー業界。円安の影響を受けながらも更なる市場拡大を目指し、業界が一体となり取り組んでいるといいます。
(静岡模型教材協同組合 青嶋 大輔 理事)
「今後この業界を発展させるには若年層へのアピールは必須 まずは触ってもらわないと始まらないので、きっかけとなるような簡単なキットの開発を各社進めている」
手軽さをアピールするため接着剤や塗装が必要ないプラモデルも開発されているといいます。10日は県内の小・中・高生 約3700人を招待し、プラモデルの製作体験会などが行われる予定で、県内の中学生・高校生を対象に個人参加も受け付けているということです。一般公開は11日(土)・12(日)で全国から7万人以上が訪れる予定ですが、こちらはすでに定員に達したため受け付けは終了しています。
(静岡模型教材協同組合 青嶋 大輔 理事)
「国内外のお客さんがたくさん来ているのでアピールしたい、各社新しい商品を開発しているのでそこが見どころ」「ホビーショーはかなり大きなイベント、ものづくりの大切さや良さを見て感じていただきたい」
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