1月、静岡・沼津市でごみ出しをしていた親子2人がひき逃げされた事件で、地検沼津支部は、ひき逃げなどの罪で86歳の男を起訴しました。
ひき逃げと過失運転致死の罪で起訴されたのは、沼津市の86歳の販売業の男です。
起訴状などによりますと被告の男は2024年1月、沼津市松長でトラックの荷台の左側パネルの施錠が壊れていたため、開かないようにチェーンで固定していたものの、走行中に開いた状態になったことに気づかず、ごみ出しをしていた親子2人をひき逃げし死亡させた罪などに問われています。
トラックのパネルは親子2人に背後から衝突したとみられ、被害者の背中周辺には骨折など大きな衝撃を受けた痕が残っていました。当時、トラックのスピードは、最大で時速57kmだったということです。