2017年いじめを受けた当時小学5年生の少年が同級生や静岡市に損害賠償を求めた裁判の控訴審が28日開かれ即日結審しました。
この裁判は2017年、静岡市立千代田小学校に通っていた当時5年生の男子児童が、同級生から名前に「菌」をつけて呼ばれたり、暴力を振るわれ、適応障害になったなどとして、同級生や、静岡市などにおよそ2000万円の損害賠償を求めたものです。
去年10月、静岡地裁での判決では一部のいじめ行為を認定、一部の同級生らに88万円の支払いを命じましたが
静岡市などに対する損害賠償や暴力の事実認定などを棄却したため原告側はこれらの認定を求め控訴しました。
28日に、東京高裁で開かれた裁判は、少年が証言台に立ちいじめを受けていた当時の心境などを伝え即日結審したということです。
判決は、7月25日に言い渡されます
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