6月2日、エコパスタジアムで行われる静岡県高校総体男子サッカー決勝。静岡学園と藤枝東が激突!たった1枚の全国切符を争います。
2023年の県総体決勝、現在J1川崎に所属する神田奏真の2ゴールで制した、静岡学園。連覇を狙う今大会のエースは静岡市出身、背番号9を背負う、大木悠羽。1月の新人大会では…。決勝で1ゴール!チームを優勝へと導きました。
(静岡学園FW9 大木 悠羽 選手・3年)
「自分の強みは動き出しの部分。味方がボールを持った時に裏へ抜け出してシュートを決めきることが特徴。全国優勝が目標なので、まずは県優勝を目指して頑張りたい」
その静学は、初戦となった準々決勝、常葉大橘戦。
3ゴールを奪い勝利すると…準決勝の富士市立戦では、前半にコーナーキックから先制。さらに…。
エース大木が今大会初ゴール。2戦連続の3得点で決勝進出を決めました。
(静岡学園FW9 大木 悠羽 選手・3年)
「今になってやっと力がついてきた、この流れに乗ってしっかり優勝できるように頑張りたい」
対するは6年ぶりの頂点を目指す藤枝東。ここまで準々決勝の磐田東戦、さらに準決勝の聖隷クリストファー戦と2試合連続でPK戦の末に勝利苦しみながらも決勝へ駒を進めました。
チームの中心はエース9番湯山大輔。2年生からレギュラーに抜擢されたストライカーで両足、ヘッドと、どこからでも点がとれる万能型ゴールゲッター県大会では4試合で5得点と波にのっています。
もう1人の得点源が7番・泉孝太郎2年生。準決勝、2点リードされる苦しい状況の中、後半24分、ゴール前でダイレクトで合わせて決めると、さらにその8分後には起死回生の同点ゴールをマーク!決勝進出の立役者となりました。
(藤枝東MF7 泉 孝太郎 選手・2年)
「自分の特徴はドリブルなので、積極的に仕掛けて、どんな相手でもぶつかっていって、決勝でもゴールを決めたい」「ことしは絶対に全国に行きたい」
2023年 秋の選手権県大会では決勝で静岡学園に2-1で敗れ涙をのんだ藤枝東。この試合にも出場していて、2024年キャプテンをつとめる村上 樹 選手はリベンジを誓います。
( 藤枝東 主将MF6 村上 樹 選手・3年)
「藤枝東は伝統ある学校だが、長年 全国に出られていない中で、自分たちが歴史を作る、全国に出る責任がある、全国に出て優勝を取りにいかないといけない」
Daiichi-TVでは決勝の模様を解説に元日本代表の松井大輔さんをお招きして6月2日 午後1時から実況生中継で放送します。そしてその直後には「KICK OFF!SHIZUOKA」エコパから生放送!優勝チームの選手が生出演する予定です。
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