県が実施している旧耐震基準で建てられた木造住宅の耐震診断の件数が、2023年度、12年ぶりに3000件を超えました。
県は、1981年5月までの旧耐震基準で建てられた木造住宅を対象に、無料で耐震診断を実施しています。
県が2023年度に実施した木造住宅の耐震診断は、前の年度を24%あまり上回る3107 件で、2011年度以来12年ぶりに3000件を超えました。
また、最大100万円を補助する制度を適用した耐震補強工事は698 件で、こちらも前の年度を上回りました。
県では、ことし1月の能登半島地震によって防災意識が向上し、今回の増加につながったと分析しています。
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