県外から静岡県内への移住者が2023年度は2890人に上り、過去最高となったことが県のまとめで分かりました。
県のまとめによりますと、県や市町の移住相談窓口や移住支援金を利用して県外から静岡県内に移住した人は、2023年度、2890人で、統計を取り始めた2015年度以来最も多くなりました。移住の相談件数も年々増加して、1万4405件に上り、最多です。
移住した人のうち30代が最も多く、20代から40代までの子育て世代が8割を占めています。また、移住者の前の居住地は東京圏が64.6%と最も多く、県内の移住先は浜松市、沼津市、静岡市が上位を占めています。
移住者の増加傾向について、県では、移住の相談体制を充実させていることや気候やアクセスの良さが要因ではないか、と分析しています。
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