3日午前、焼津市の沖合でボートが転覆し、海に投げ出されたとみられる男性1人が救助されましたが、その後死亡しました。
清水海上保安部などによりますと、3日午前8時半ごろ、焼津市浜当目の海岸からおよそ600mの沖合で、「ボートが転覆している。人らしきものが浮いている」と、近くを航行していた漁業実習船の乗組員から通報がありました。
およそ1時間後に漁船が、漂流していた男性1人を救助し、男性は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後死亡しました。
亡くなったのは、静岡市に住む男性(75)で、3日午前5時ごろ、静岡市駿河区用宗の海水浴場から、全長3メートルほどのミニボートで1人で釣りに出たということです。
清水海上保安部では、ボートが転覆した原因などを調べています。