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【リニア】静岡・鈴木知事とJR東海・丹羽社長が初面会…30分ほど行われた注目の“トップ会談”の中身は?

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2024年6月5日 18時18分

5日 午後、鈴木康友知事とJR東海・丹羽俊介社長によるトップ会談が行われましたが、その内容について、面会が行われた知事室の前から伝えてもらいます。

(県庁中継・伊藤 薫平 キャスター)

鈴木知事誕生後、初のトップ会談が行われ ました県庁の5階です。ちょうど向こうの方に知事室がありますけれども、1時間くらい前まで、こちらで丹羽社長とのトップ会談が行われていました。

全体としては、総論的な話が多かったということではあるんですけれども、鈴木知事に対して丹羽社長の方からよく出ていた言葉が「意思疎通」であったり「密にコミュニケーションをとりたい」であったり「関係強化を図りたい」、全体としてJR 東海の丹羽社長の方から歩み寄っている印象もあった、きょうのトップ会談ということも言えそうです。

総論という話がありましたが、具体的な話も1つ出ました。こちらです。こちらは鈴木知事の方から空港新駅の可能性としてどうでしょうか、作ることはできるんでしょうかという話なんですけれども、これに対して丹羽社長は、課題は色々ありますと、しかし、静岡県さんから話があるのであれば伺っていくと、対話をしていきましょうと話しました。対話が大事ですと。

とにかくこの「コミュニケーション」であったり「対話」こういったフレーズが多く出た印象でした。また一方で県境間際で中断しているボーリング調査の話も話題としては上がっていたんですが、きょうの会談では、この話は出てこなかったということです。以上中継でお伝えしました。

(スタジオ)

その会談の終了後、2人は会見を開きました。その内容をまとめてい ます。

(鈴木知事)

「リニアについては重要なプロジェクトだと認識しているし、推進をしていく必要があるが、静岡県の場合は大井川の水資源の確保と南アルプスの生態系の保全の両立を図る方向性は堅持する必要性があると」「今後、対話すべき項目として28に絞った項目について真摯に対話

したいとお願いしました」「県の経済的なメリットについても、今後 環境の問題とは別に議論

する必要がある」

Q.空港新駅について

「こちらからの対話に対して真摯に受け止めるということなので、これから長期の話になると思うので、話し合いの場が持てればいいかなと」

(JR東海 丹羽 俊介 社長)

「今回 知事と直接会って、いろんなお話ができたのは大変有意義だった。一方で、今後ともですね、こうした対話の努力を私どもとして続けてまいりたいと思っております。静岡空港の付近に東海道新幹線の駅をという話は知事からあった。私からは空港の付近の新幹線の新駅というのは、これ課題が色々とありますが、静岡県さんの考えを受け止めながらですね、対話をすることが大事だと、 対話をしていきましょうということで申し上げた」

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