無資格の従業員に医療レーザー脱毛をさせたとして医師法違反の罪に問われている男の裁判で、静岡地裁は5日執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、島田市にある「あらなみクリニック」の院長の男60歳です。
男は、2021年から2023年までのおよそ2年間、14回にわたり無資格の元従業員2人に脱毛用の医療レーザー機器を使い施術させた医師法違反の罪に問われました。
5日の判決公判で静岡地裁の谷田部峻裁判官は「生命、身体に直接的に危害を与えるおそれのある危険で悪質な犯行」などと指摘し
懲役2年、執行猶予3年、罰金100万円を言い渡しました。