リニア期成同盟会に加盟する静岡・鈴木知事など沿線自治体の知事が、7日午後、岸田首相の元を訪れ、リニア新幹線に関する要望書を提出しました。
(愛知・大村 秀章 知事)
「東京・名古屋・大阪の早期全線整備を岸田総理のリーダーシップで進めていただけるようお願いしたい」
鈴木知事ら、リニア沿線の知事たちは、午後4時半ごろ、首相官邸を訪れ、岸田首相にリニア新幹線に関する要望書を提出し、東京~大阪間の早期開業のため、岸田首相のリーダーシップや国土交通省の協力を求めました。
さらに鈴木知事からは岸田首相に、リニア推進の姿勢を示した上で、東海道新幹線の利便性の向上など国からの支援を要望しました。
(岸田首相)
「リニア中央新幹線の整備が適切に進むように、環境水資源の状況、また建設主体であるJR東海の財務状況を厳格にモニタリングし、適切な指導と技術的支援を行ってまいります」
岸田首相との面会後、報道陣の取材に鈴木知事は…。
(鈴木知事)
「本当に怒涛の一週間だったが、非常に良かったと思っている。静岡県としての立場は、リニアの推進と合わせて、水と環境保全の両立を図っていくことについても皆さんにご理解いただいたと思っているので、今後はスピード感を持ってJR東海と対話を促進していきたい」
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