自民党静岡県連は7日 役員会を開き、新しい会長を井林辰憲衆議院議員とする人事案を承認しました。また、県知事選で対立候補を応援したとして、片山さつき参議院議員の処分を求める上申書について対応を協議しました。
県知事選で推薦候補が落選したことを受け、自民党県連の城内実会長が辞任を表明し、新しい会長を、静岡2区の井林辰憲衆議院議員とする人事案が、6日、国会議員らの会議で内定していました。これを受け、県連は7日 役員会を開き、この人事案を承認しました。10日に開かれる県連大会で正式に決定する予定です。
また、県知事選を巡っては、党の政調会長代理を務める片山さつき参議院議員が、対立候補の選挙事務所に「為書き」と呼ばれる応援ポスターを送っていたことや、党が実施した世論調査の結果を漏らしていたなどと、浜松市浜名区の4つの支部が指摘し、「厳正な処分を求める」上申書を県連に提出していたことが明らかになりました。この対応について、県連は…。
(自民党静岡県連 増田 享大 幹事長)
「国会議員の場合、県連で何かということは規定上できないものですから、党本部にその裁定は委ねたいということで、私の方から党本部にご相談させて頂くという承認はいただきました」
このほか、対立候補を支援したとされる浜松中央支部所属の3人の市議に関しては、今後、事実確認をした上で、新体制下で処分を検討する方針です。
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