熱海市の初島で、老朽化が進んだ海底水道管を44年ぶりに交換する工事が行われています。
熱海市では、生活用水の安定供給のため、市街地から初島まで、水道管を敷設しています。
現在の水道管は、設置されてから44年が経ち、老朽化が進んでいることから、今回、新たに6.7キロの長さの水道管を海底に設置するものです。水道管の直径は、現在の125ミリから150ミリに太くなり、供給できる水の量も増えるということです。
(熱海市 吉徳光男 副市長)
「熱海の観光客も300万人近くに戻ってきた。(初島の)水需要も多くなる。水道が止まってしまうと大打撃となるので、安心安全な水を供給できるようにしたい」
市では、6月中に敷設工事を完了し、2025年3月の供用開始を目指しています。
この記事の動画はこちらから再生できます