自民党静岡県連は、19日、5月の知事選で対立候補を支援した浜松市議3人の処分を決める党紀委員会を開きました。
処分が審査されているのは、5月に行われた知事選で、対立候補だった鈴木康友知事を支援した自民党浜松中央支部所属の柳川樹一郎市議、高林修市議、鳥井徳孝市議の3人です。
当選10回のベテラン柳川市議は、告示日の鈴木知事の出陣式と選挙戦最終日にマイクを握り、鈴木知事を支援。高林市議は、選挙期間中に鈴木知事の個人演説会でマイクを握りました。また、鳥井市議は、告示前の4月に、柳川市議とともに自民党本部に行き、事実上、大村氏の推薦を見送るよう求めたため、自民党県連内では3人に対する処分を求める声があがっていました。
こうした中、自民党県連は、19日、党紀委員会を開き、今後は、3人への事実関係の確認をどのような手順で行うかや、「除名」から「口頭注意」まで6段階ある処分のどれが妥当かなどを審査していくことを確認しました。
党紀委員会は、6月下旬に処分を審査する方針で、3人には弁明の機会として、「弁明書の提出」または「党紀委員会の出席」を提示し、6月24日の正午までに回答するよう求めています。
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