7月再オープン予定の沼津市のあわしまマリンパーク。3週間後のオープンに向けて準備が着々と進む中、21日、ボランティアによるパーク内の清掃活動が行われました。
沼津市内浦にある無人島「淡島」。ここには7月12日に再開予定の「あわしまマリンパーク」があります。島には船でないと行くことはできません。
そんな中、21日船乗り場の前には多くの人が… その数およそ50人。集まった人々の目的とは・・・
(神奈川から来た人)
「ボランティアです。 あわしまに頑張ってほしいから。 復活して新しくなってみんなを集めてほしい」
(千葉から来た人)
「SNSで、あわしまのみなさんが再開に向けて努力しているのを見て、力になれたらと思って参加した」
「あわしまマリンパーク」では、7月の再オープン向けSNSで清掃ボランティアを募集。20日から「大掃除会」が行われています。これだけの人が集まってくれたことに、社長は・・・
(今村クニト 社長)
「ありがたいしかない。雨の中なのに、こんなに集まってもらって。けがのないように一緒に頑張りたい」
施設の老朽化などを理由に、2月に閉館した「あわしまマリンパーク」。その後、「あわしまマリンパーク」は再開を目指し、新しい経営者を探していたところ、新たな社長に放送作家の今村クニト氏が就任。
あいにくの雨となった21日、再オープンに少しでも力になろうと、県内外から多くの「あわしまマリンパーク」ファンが集まりました。すると、船で到着してすぐ元気なペンギンが出迎えてくれました。飼育員もこれだけの人が集まってくれて助かっているといいます。
(飼育員)
「ありがたいです 大きな作業となると人手が必要になるので助かる」
Q.動物たちどうですか?
「とても元気ですしっかり守ってます」
こちらはアシカのプール 。プールの底にたまった汚れを,ブラシで洗い流している人が・・・
(神奈川から来た人)
「昔からある、いかにも水族館というのが好きで、そういう水族館を残したい。また、いっぱい人が集まって、気持ちいいと思ってもらえればと思って、掃除している」
一方、イルカのプールでは、網に絡まった海藻を取り除く作業も。
◆ON)飼育員
「イルカが誤飲しないように」~~~(掃除の様子見せて)
掃除に来た人の特権も!なんと目の前にはイルカが!!!!掃除の疲れも吹き飛んだようです。
水場以外の掃除もあります。それは落ち葉拾い
(千葉から来た人)
「思った以上に大変。無事に再開してくれることを祈りながら」
20日から集めたごみを船に乗せ、この日の大掃除は終了しました。再オープンまで3週間準備が着々と進んでいるといいます。
(今村クニト社長)
「7月12日に向けて、まず従業員の確保。ようやく集まってきた。安全性、老朽化の部分を直している。今はアシカのプールの骨組みをやっている。みんなで作る水族館をコンセプトにやっている。オープンまであと少し。一歩ずつ進んでいきたい。」
あわしまマリンパークは、7月12日に再オープンを迎える予定です。
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