静岡・三島市の三嶋大社で、約100年前に発生した北伊豆地震直後の様子が撮影されたガラス乾板の写真展が、開かれています。
このほど発見されたガラス乾板は、三嶋大社の社殿の修復工事を進めている際、収蔵庫で見つかったもので、183枚ありました。それには、1930年の北伊豆地震による三嶋大社の被害状況や復旧工事の様子などが写っていました。
ガラス乾板は割れやすいため、アクリル製のレプリカを作成。今回の写真展では、そのレプリカから現像された写真など約50点を展示しています。
また、三嶋大社では、現在、ガラス乾板をデジタルデータ化し、ひび割れや劣化により損傷した写真をAIで復元する作業を進めています。この写真展は、7月12日まで開催しています。
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