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【橋げた落下】「静清バイパス」立体化工事8人死傷…7月から事故部分の工事再開へ(静岡国道事務所発表)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2024年6月24日 17時55分

2023年7月、静岡市清水区でバイパスの立体化工事中に橋げたが落下し8人が死傷した事故で、静岡国道事務所は7月から事故のあった部分の工事を行う予定と発表しました。

この事故は、2023年7月、静岡市清水区の「静清バイパス」の工事中に、長さ約60メートル・重さ140トンの橋げたが9メートルの高さから落下し、8人が死傷したものです。

事故は、静清バイパス清水立体化の尾羽第2高架橋の橋げた架設工事中に発生。橋げたを横に移動させる作業後、橋脚に降ろす作業中にずれが発生し、このずれを直すため持ち上げたところ、土台が不安定な状態となり落下しました。事故後、工事発注者の静岡国道事務所と施工業者は、再発防止に向け設計図を見直し、落下した橋げたについても作り直したということです。

7月から行われる工事は、事故当時、施工を担当していた大阪の「名村造船所」と東京の「日本鉄塔工業」の共同企業体が「横取り降下」と呼ばれる事故当時と同じ工法で行います。この工事にともない、7月1日から31日の間、土日を除き午後9時から午前6時まで、静岡市清水区の「横砂北交差点」付近から「千日原交差点」付近の間を、片側一車線の対面通行にするということです。

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