静岡県警は2024年3月、静岡市内の空き家に2度にわたり侵入し、エレキギターなどを盗んだ罪で起訴されていた警部補の男を懲戒免職にしたと発表しました。
27日付で懲戒免職の処分を受けたのは、県警の捜査二課に所属していた警部補で36歳の被告の男です。
起訴状などによりますと、被告の男は2024年3月、静岡市駿河区用宗にある空き家に2度にわたり侵入し、エレキギターなど計19点、35万円相当を盗んだ窃盗の罪に問われています。
被告の男は処分された事実を認めていて、逮捕当時、盗品の一部はすでに売却されていたのが確認されていました。
県警の日吉知洋警務部長は「被害者と県民の皆様に深くおわび申し上げます」「再発防止を徹底し、県民の皆様からの信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。