およそ50年にわたり静岡市民の地域の足として運行してきた静岡鉄道の「1000形」車両が6月30日、引退しました。
静岡鉄道の「1000形」車両は、およそ50年前に導入された当時としては珍しいステンレスの車両です。1000形は、2016年に新たな車両「A3000形」が導入されると、徐々に数を減らし、6月30日、1000形の最後の編成「1008号」がその役目を終えました。
静岡市葵区の新静岡駅には半世紀もの間、地域の足として活躍してきた車両の最後の雄姿を見届けようと、多くの人が集まりました
(鉄道ファン)
「通勤通学でよく使っていたので本当におつかれさま、ありがとうございましたと声をかけたい」
セレモニーの後、1008号はラストランへ。感謝の言葉を送られながら駅を後にしました。
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